ども木村です。この記事ではSwiftUIにおけるオプショナルについて解説します。
本記事のサンプルスクリプトはPlaygroundで実行しながら見ていただくことを推奨しています。Playgroundの導入/使い方についてはこちらを参考ください。
実行環境
本記事の実行環境は以下になっています。
- Xcode Version 12.3
- Playgrounds Version 3.4.1
- macOS Version 11.4
目次
オプショナルについて
Swiftを学ぶ上で非常に大事なNULLに参照に対する対応について解説します。
オプショナルは、「もし変数に値がなかったら?」という状況を解決するために表現されるものです。
例えば以下の変数を見てください。
var test: Int? = nil
swiftには、何もデータが入っていない状態を「nil」と表現することができます。「nil」が入るかもしれない変数の場合は上記のように方の前に「?」を追加すつ必要があります。これにより変数はオプショナル化されます。
もしオプショナルの変数に以下のようなメソッドを実行した場合、何も値が入っていないためエラーになります。
このエラーを解消するためには、まず変数に中身があるか確認した上でメソッドを実行する必要があります。これがアンラップと呼ばれる手法です。
var test: String? = nil
if let testCheck = test {
print(testCheck.count)
} else {
print("nilが設定されています。")
}
もし、変数の中身がnilだった場合のデフォルト値を設定しておきたい場合は以下のように実装できます。
var testA: String? = nil
let testB = testA ?? "デフォルト"
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