現在未経験から機械学習エンジニアを仕事にしています。
今回は「文系出身者でもAI・機械学習エンジニアになれるのか?」というテーマでお話していきたいと思います。
AI・機械学習エンジニアにかかわらず、文系出身で優秀なエンジニアさんは沢山いらっしゃいます。
そもそも、文系出身の方が伸び代があるなぁと感覚的には感じているのでもし、文系出身でAI・機械学習エンジニアの参考になれば嬉しいです。
文系出身がAIエンジニアになれるのか?
まず結論からいうと「絶対」になれます!
自信を持って断言します。
理由は以下のように考えています。
- AI・機械学習エンジニアで高度な数学を必要とするシーンが少ない
- プログラミングは構文の理解さえできれば使えるので慣れたあとの成長スピードがすごい
- 文書の文脈を読みながら構造的に頭に構築する能力が高いので論理性があり、AI・機械学習エンジニアから好まれる傾向あり
もう少し具体的に説明していきます。
1. AI・機械学習エンジニアで高度な数学を必要とするシーンが少ない
AI・機械学習エンジニアは研究職ではないため、高度な数学を必要としません。
使ったとしても全て高校で習うようなものばかりです。
よく機械学習アルゴリズムの資料などを見ると数式が書いてある資料などもありますが、そちらは必要であれば勉強し、数式の解読なしで仕組みがわかるのであれば、数式自体、読み飛ばしたりしていました。
なので、数学を理由にAI・機械学習へのキャリアを諦める必要はありません。
2. プログラミングは構文の理解さえできれば使えるので慣れたあとの成長スピードがすごい
Python,Java,C++などこれらプログラミング言語は、構文で成り立っており、正しい構文を書くことによりプログラムに実行の命令を渡すことができます。
これって英語の文法と似てるんです。英語も文法さえ先に抑えてしまって、わからない単語をだけを後から調べて使えば意味は通じたりしますよね?
プログラミングも同じような手順で進めます。外国語をやっていた方がプログラミングとかやるとすごいスピードで成長していきます。
Microsoftのちょまどさんが良い例かと思います。
3. 文書の文脈を読みながら構造的に頭に構築する能力が高いので論理性があり、AI・機械学習エンジニアから好まれる傾向あり
エンジニアは通常一人でプロジェクトを進めることはありません、チームで開発を行います。
エンジニアである以上、論理的に、時にわかりやすくに話を展開し、合意調整などのコミュニケーションを行う必要があります。
実はこの論理的に話をする能力は、理系文系にかかわらず訓練すれば習得できるスキルです。
加えて文系出身の方は文章を構造的に読む力、要約する力が非常に長けている認識のため、そういったコミュニケーションが取れるエンジニアは好まれ、仕事も円満に進められる傾向があると考えています。
文系出身者の勉強法
「数学」と「プログラミング」、そして「AI・機械学習」の勉強法を紹介します。
ここで紹介する勉強法の効果については以下を想定しています。
- AI・機械学習に必要な数学の基礎知識がある
- Pythonでのプログラミングができる
- AI・機械学習の基礎知識がある
- AI・機械学習ライブラリを使用できる
勉強が終わった後「もっとAI・機械学習の勉強がしたい!」と思うような状態を目指します。
数学の勉強
まず数学の基礎勉強が必要ですね。ここでは二つのツールを使った勉強をオススメしています。書籍と、AI Academyです。
こちらでAI・機械学習においてどのような数学知識が必要なのかを知りましょう。
ちなみに、数学的に難しい、理解できない部分も出ると思うのですが、まずはさらっと読み進めるだけでも良いです。何回も繰り返し読み返して見るとだんだんと理解してきます。
必要な数学知識などが分かってきたら次にAI Academyを使用した勉強がオススメです
Pythonと機械学習ライブラリの勉強
Pythonの講座がAI Academyにあるのでそちらを利用されても良いですし、もしテキストベースの講座がやり辛いと感じた場合は、Udemyの動画講座をオススメします。
最後に:さらに本格的にAI・機械学習の勉強をした人へ
より本格的な勉強をして、本気でAI・機械学習エンジニアになりたい方については別の記事で勉強を書きましたのでそちらをご覧ください