ども、木村です。本業ではデータサイエンティスト。副業で個人でアプリ開発をしています。
本記事では、スマホアプリ開発のフレームワークの一つであるFlutterについて解説していきます。Flutterについて今まさにこれから学ぶは必見です!
これからFlutterを使って開発を始めたい方
Flutterとは？
Flutter (フラッター)とは2018年にGoogleが発表したモバイルアプリ開発用のフレームワークです。
それまで、スマートフォンにOSごとに異なるプログラミング言語を使用し開発をしてきました。（※iOSであれば、Swift。AndroidであればKotlinが使われていました。）
しかし、Flutterの登場により「Dart（ダート）」というプログラミング言語ひとつわかればどちらのOSでも稼働するアプリを作ることができるようになりました。
FlutterはGoogleによって開発されています！
Flutterに使われるDartとは？
Dartとは、2011年にGoogleが発表したオープンソースのプログラミング言語です。
もともとJavaScriptの欠点を補うことを目的に作られた経緯があり、非常に文法構造が似ていることが特徴です。
つまり、Dartというプログラミング言語をFlutterというフレームワーク（書き方の枠組み）を使用して開発を行なっていくことになります。
Dart言語を使って開発をしていきます!
Flutterの需要は？人気はあるの？
2022年2月の現時点では、日本におけるFlutterの案件数は増加傾向にあります。
また世界的に見てもFlutterのトレンドはあのIT界の巨人Googleが成長していることもあり今後も継続して需要が高まっていくことが考えられます。
今後も長期的な人気/需要が予想されます!
Flutterの特徴
複数のモバイルOS(iOS/Android)のアプリを一度に作れる
Flutterを使うことによりiOS/AndroidのどちらのOSにも対応したアプリを作ることが可能です。今まで二つのOSを満たすアプリを作成するためにかかっていた時間がFlutterを使うことにより約1/2に削減されます。
Flutterを使えば二つのOSのアプリを同時に開発できます!
学習コストが小さい
Flutterは、JavaScriptと書き方が似ていることもあり今までフロントエンドのエンジニアだった方は比較的学習コストを抑えて導入することができると思います。
プログラミング未経験の方についても、Dart自体は非常にシンプルなプログラミング言語です。しっかりと学べばフロントエンド領域に進みたい時に必ず学んだことが役に立ち転身がスムーズにいくはずです。
Dart言語はシンプルな言語なのでプログラミング初心者にもおすすめです!
ホットリロード(HotReload)機能で開発が効率的にできる
Flutterには、開発者向けの機能としてHotReload機能が提供されています。
この機能は、何かソースコードに変更を加えたらその都度UIに反映し状態を確認できる機能です。
以前までSwiftやKotlinの開発ではこのような機能はありませんでした。
HotReload機能で開発効率がさらにUPします!
統一感あるデザインを簡単に実装できる
Flutterの開発会社であるGoogleは、マテリアルデザインを推奨しています。
基本的にFlutterのUI部品は、このマテリアルデザインを簡単に適応することが可能です。
そのため、他の方が作ったUI部品を取り込んだとしてもデザインがある程度一緒なので統一感を簡単に維持することができます。
Flutterならデザインに自信がなくても大丈夫です!
日本語ドキュメントが豊富
ここ数年のFlutterの普及もあり、日本語ドキュメントが非常に増えてきました。（二、三年前はかなり少なかったので苦労しましたが。。）
私自身、何かエラーで躓いたとしてもここ最近は、QiitaやZennなどの日本の技術メディアに助けられることが多くなってます。
ここ数年で日本語ドキュメントが増えてきました！
まとめ：Flutterでスマホアプリ開発を効率化できます
Flutterはスマホアプリの開発を効率化させる非常に有効な技術です。
今後も継続な需要が予想されますので、是非この機会に習得してみてはいかがでしょうか。
日本語でFlutterに入門する方法をまとめました!
もしこれからFlutterを学びたい方はぜひ参考にしてください。
