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IT就活&転職

【就活】見込みありと思われる中身の濃い志望動機を作る方法【テンプレ有り】

現在、日系最大手のIT企業で機械学習エンジニアとして働いています。

東海大学から日系最大手のIT企業の内定獲得に成功した就活ノウハウを大公開します。

本記事は就活シリーズの第二弾で、「見込みありと思われる中身の濃い志望動機を作る方法」について解説していきます。

【 本記事の対象者 】

  • 頭が良くて、有名大学出身者ではない就活生
  • これから志望動機を考える就活生
  • 東証一部に上場していて、従業員数が5000人を超えるような企業に応募しようとしている就活生

見込みありと思われる中身の濃い志望動機を作る方法

結論から言うとポイントは三つあります。

  1. 2つのテーマ(業界、企業)に分けて志望動機を作成する
  2. 文章には質問をさせる隙を作る
  3. 差別化は企業訪問やOG訪問、会社説明会などをずるくを使う

では一つ一つ解説していきますね。

1. 2つのテーマ(業界、企業)に分けて志望動機を作成する

まず志望動機は「業界」と「これから応募する企業」の二つに分けて作成することをオススメします。

これは後の面接対策の一環でもありますが

  • なぜ君はこの業界を志望したの?
  • なぜ君はいろいろある会社の中からうちの会社を志望したの?

このような質問に対応するために作成します。

また作成するときは、まず800字程に志望理由を書いてみましょう。

800字かけたら次は400字に集約してください。

この800字→400字にすることにより安易な表現や内容を取り除くことができます。

2. 質問をさせる隙を作る

志望動機は質問の隙をあえて作り、面接官にこちらの想定している質問を言わせるようなものであると後々面接がやりやすくなります。

ではどのようにして「うまく隙を作るのか」と言うと二つほどコツがあります。

【志望動機に隙を作る2つのコツ】

  1. 文章構成は「結論・背景・結論と働き方」
  2. 結論と働き方には「どのような価値を発揮できそうか、どのような働き方をしたいか」を書く

文章構成は「結論・背景・結論と働き方」

文章構成は

  • 結論(100文字程度)
  • 背景や理由(200文字程度)
  • 結論と働き方(100文字程度)

で書くと良いです。

結論と働き方には「どのような価値を発揮できそうか、どのような働き方をしたいか」を書く

ポイントとなるのは最後の「結論と働き方」です。

書き方として以下のようになります。

「●●だから御社で働きたいです。そして●●●のような活躍ができるよう勤めていきたいです。」

このように結論の最後に希望する会社で勤めた場合の姿をイメージするような一文を付け加えてください。

この一文があるだけで聞いている側は具体的に応募者が働いている姿を無意識にイメージし、「どうして●●のような活躍を望んでいるの?」といった質問が飛んでくるようになります。

3. 差別化は企業訪問やOG訪問、会社説明会などをずるくを使う

こちらはかなり汎用的でずるいテクニックです。なのでこちらのテクニックを利用して虚偽の内容の志望動機を書かないようにしてください。

あなたの志望動機はどこかで差別化を図り、面接官に「他の就活生とは違うこと」を意識させる必要があります。

また、「他にもうちと同じような会社があるけどなぜうちに応募したの?」そういった意地悪な質問に対応する必要もあり、こちらのテクニックが活用可能です。

ではどのように差別化を図るかと言うとOG訪問、会社説明会で先輩社員のコメントを利用します。

キーワードは

  • 職場の雰囲気
  • 先輩社員のキャリア

です。

志望動機にはこのキーワードを盛り込んだものを作成してください。

例えば、

(職場雰囲気)

先日の会社説明会に伺った際に社員一人一人が目標を掲げ、主体的に業務を遂行している姿をみて、私も同じような競争意識を持った現場で働きたいと考えました。

(先輩社員のキャリア)

先日の会社説明会にて先輩社員の方に今後のキャリアについてお話を伺った際に、「〇〇の商品を世界No1にしたい」とおしゃっていました。国内と言う範囲で目標を持たられる社員さんは数多く拝見しましたが、世界と言う視点を持って勤務されている社員の方はいなかったため私も同じような視点をもち働きたいと考えました。

このような志望理由を想定しています。

「こんな職業で働きたい、こんな業界で働きたい」っと言う単純な理由だと「じゃあ同じような他の会社にいけばいいじゃん」といった感触を与えかねません。

応募者本人にとって、会社はどう見えたのか、肌にあうものだったのかをシンプルに伝えることが唯一無二の志望理由になります。

職場の雰囲気や、憧れる先輩社員がいると言うことは、「希望する業界だった、職種だった」という理由以上に「この会社でなくてはならない」という強い動機に結びつきます。

志望動機のテンプレート

最後に役に立つと良いのですが、私が就活している際に作成した物を共有します。

内容は少し汎用的なものにしており、少々抽象的になっているので必要に応じ修正して参考ください。

【 IT業界を志望する理由 】

私はITを通じて社会の発展に貢献したいと考えています。

きっかけはシステムエンジニアとして働く父から、企業運営におけるITの重要性について話を聞いた時です。ITは企業運営の効率化だけではなく、商品の開発や顧客の分析で力を発揮することを知りました。ITの可能性は、私たちの身近な生活をより良いものにしてくれると考えました。また就職活動を進めていく中で、あらゆる業界でITが求められている事を知り、ITの重要性の強さを肌で感じ志望度が高まりました。

私は、一方的に技術力を提供するわけでなく、顧客の要望に耳を傾け、最適なサービスを提供していきたいと考えています。最終的に、仕事の中で新たな付加価値を創造し、企業と社会の発展に貢献することが目標です。

【A社への志望動機】

私は、EV・PHV充電インフラサービスの有料充電、電子マネー決済の導入を拡大させる業務に携わりたいと考え、A社を志望しています。

大学の研究テーマでEV・PHV充電インフラサービスが世界の環境問題を改善させる可能性を知り興味を持ったのがきっかけです。一回当たりの利用料を低価格に抑えること、電子マネー決済を広げていくを目指していることを先日参加した会社説明会にて聞き、また先輩社員の方から世界一のサービスを目指しているという指針を伺い、大変感銘を受けました。

私は、ネットワーク化された急速充電から得られる情報を活かし、新たなビジネスモデルを作り上げることに貢献したいと考えています。省エネや二酸化炭素削減という課題解決のためにITとネットワークを活かし、国内、国外を問わず活躍できるA社の社員になることを目指します。