この記事では、AWSを学ぶために参考となったおすすめの本/書籍についてご紹介していきます。
これから、初めてAWSを利用される方、クラウドエンジニアになりたい方は是非参考ください。
【筆者のスペック】
- ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)に合格済み
- AWSを本業で利用して3年目
AWSとは?
AWS(Amazon Web Services)とは、Amazonが提供するクラウドサービスの総称です。
サーバーや、ネットワーク、ストレージ、ロードバランサーなどアプリケーションの開発に必要なクラウドサービスを多数提供しています。
AWSは現在、多くのクラウドサービスの中でも一番人気のあるサービスです。
AWSを扱えるエンジニアが業界でも大変市場価値が高い状況が続いています。
今回はそんなAWSを学ぶために参考となったおすすめの本/書籍についてご紹介していきたいと思います。
AWSの学習におすすめの本 5選
図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
まず必要最低限のAWSサービスの概要と仕組みを抑えたい方はこちらの書籍がおすすめです。
図解と丁寧な解説でこれまでITとは無縁だった人も理解できるような内容になっています。
こちらの書籍でAWSサービスの全体を把握すると今後の勉強で、「このサービスがAWSの中でもどのような立ち位置にあるのか?」といった観点で体系的な理解につながっていくと思います。
初心者向けの内容かなと思いました。
私のような初心者でも予備知識がなくても図や解説が丁寧で読みすすめることができました。
これをきっかけに、公式のドキュメントなどを読みすすめる事ができるかもしれません。
本書籍に乗っている内容については確かに「しっかりわかる」状態になるのではないでしょうか。
Amazonレビューより引用
Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド 改訂第2版
AWSのサービスを構築するためには、しっかりと対応する課題が今回どのようなユースケースに基づくのかを理解した上で、適切なAWSサービスを選んで構築していく必要があります。
本書はそんなユースケースを考慮した環境構築をサポートしてくる書籍になるでしょう。
ハンズオンも用意されており手を動かしつつ学習を進めることができます。
とにかくAWSを使い始めた人、クラウドを学びたい人、サーバを学びたい人に最適です。
ハンズオンの例は豊富なので、手を動かして学べます。
サーバレスに関しては例は多くないので別の本で学ぶ必要があります。
AWSでも中心的なサービスであるEC2, S3, RDSなど(他は目次を見て下さい)がハンズオンを通し解説されています。
Amazonレビューより引用
AWSではじめるインフラ構築入門 安全で堅牢な本番環境のつくり方
必要最低限のセキュアな環境に対して、Webサービスを動かすインフラ構成をまずは自分の手で構築してみたい方はこちらの書籍がおすすめです。
AWSアカウントや、セキュリティグールプなどセキュリティに関わる重要な設定方法も手を動かしながら
具体的に実践できるので是非一度しっかり学ぶと良いかと思います。
この書籍を購入して、早速awsアカウントを作成し書籍に記載がある通りに設定を行いました。
その印象としては、全体的によく書けていると思いました。
オンプレミスで運用しているサーバをどのようにaws上でオンプレミスと同様なセキュリティを
維持して構築するのかについて、この書籍に回答があると思いました。
Amazon レビューより引用
AWSコンテナ設計・構築[本格]入門
近年はコンテナ運用をベースとしたアプリケーション開発が普及しています。
そのため、コンテナ運用を前提としたCICDの設計や構築の知識が必要になります。
本書では、コンテナを活用してスケーラビリティを考慮したアーキテクチャ構築方法を学ぶことができます。
業務で初めてawsのコンテナ(ecs)を導入するのですが、awsのドキュメントは読みづらいですし、ブログ等は分かりやすいけれど情報量が少ないということで苦労してみました。
そんな時、この本なら十分な情報が記載されていますし、とても読みやすいです。
Amazonレビューより引用
実践 AWSデータサイエンス ―エンドツーエンドのMLOpsパイプライン実装
もしAWSでデータサイエンスや、データエンジニアリングなどML系の基盤を構成する必要があれば本書を参考すると良いかもしれません。
AWSにおけるMLOpsのベストプラクティスを学習できます。
データサイエンス領域のユースケースが非常に特集で異常検知、数値予測、レコメンデーションなどが存在します。
それらのユースケースに対しAWSは少しでも作業者の負担を軽くできるような便利なサービス群を用意しています。
それらを知っている上でMLOpsを構築すると、大幅に作業効率を上げることができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はAWSを学ぶために参考となったおすすめの本/書籍についてご紹介しました。
AWSは今後も長期的な人材需要が見込まれる分野です。
是非この機会に挑戦してみてください。