4流大学(東海大学)から日系最大手のIT企業でAI・機械学習エンジニアとして仕事をしています。
今回は「4流大学出身で大手企業に就職する人としない人の違い」について解説していきます。
4流大学出身で大手企業の内定獲得を目指す就活生
大手企業に就職に失敗する人と成功する人の違い
大手企業の就活に失敗する人
- 成績が良いから大手に行けると思っている人
- 推薦があるから大手企業に行けると思っている人
- SPIやインターンなどの就活準備期間で何もやっていない人
1. 成績が良いから大手に行けると思っている人
企業はあなたの成績いわゆるGPAなどをしっかりみることはありません。
そのため、大学を首席で卒業できるとしても安心しないでください。
私の友人は大学の中で一番成績が良かったものの、大手には受け入れてもらえず今はベンチャー企業で働いています。
2. 推薦があるから大手企業に行けると思っている人
これは私の経験談ですが、当時NECの推薦をもらい専属のリクルータがついて就職活動を進めていました。
NEC合格のためのESや、SPI対策を日々行っていました。結果は面接が終わった30分後に御祈りメールをいただく形となりました。
推薦はあくまで面接をさせてくれる権利をくれるだけです。内定できるかは全くもって別の問題なので安心してはいけません。
3. SPIやインターンなどの就活準備期間で何もやっていない人
SPIの対策やインターンの参加などを「意識高い系」として認識している人は大手に行くことはできません。
僕はSPI対策として非言語の勉強を毎日やっていました。
一つ後悔しているのは、当時インターンの必要性を誤認しており、真面目に取り組んでいなかったことです。
就活中、就活してもなおインターンに行っていれば良かったと後悔しています。
チャンスがあれば積極的にインターンにいきましょう。
大手企業の就活に成功する人
- 企業研究をしっかりとやっており、無謀な就活をしていない
- 自己分析のゴールを決めて取り組んでいる
- 質問に対し論点のズレのない回答している
- 志望動機の中に他企業との差別化要素を盛り込んでいる
1.企業研究をしっかりとやっており、無謀な就活をしていない
企業研究は、企業概要や福利厚生などを調べると思いますが、それだけでなく、企業の学歴フィルターに引っかからないかも確認する必要があります。
学歴フィルター対策については以下の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
2.自己分析のゴールを決めて取り組んでいる
多くの学生が自己分析をやり過ぎています。
自己分析をやる目的は、
「希望先の企業が求めている人材の特徴と自身の強みや希望する企業の特徴がマッチしているかを確認する」
ために行います。これをやることで、ESや面接などで「何を自分はアピールすべきなのか」が明確になるでしょう。
しかし、この自己分析はやればやるほど深みにハマり、ついついやり過ぎてしまいます。
なので、ゴールを決めて取り組むことをオススメします。
個人的には以下の内容が明確になれば自己分析は終了して良いと思っています。
- 希望する業界
- 希望する職種
- 希望する企業の特徴
- 自身の強み
- 自身の強みが発揮できた経験
- 自身の弱み
- 苦労したこと、そしてどのように乗り越えたか
3. 質問に対し、論点のズレのない回答している
よく面接官からの質問に対し「的外れな回答」をしている方をよく見かけます。
面接中アピールしようと言う思いが高くなり過ぎてつい余計なことを言ってしまう現象ですね。
こう言った状況になってしまう方は、面接の練習が圧倒的に不足しています。
面接の練習方法は以下で紹介していますのでよろしければご参考ください。
4.志望動機の中に他企業との差別化要素を盛り込んでいる
就活生を困らせる質問の一つは
「なぜうちと同じ業界のA社は希望していないのですか?」
と言う質問ですね。
一番よくない回答は「実は念のためA社にもエントリしています」と言った回答です。
これでは企業側も採用意欲を失います。
なので、「絶対に御社でなくてはならない理由」を作ってください。
こちらについても他の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしょうか。
就職できない理由に該当するものはありませんでしたか?
僕も経験したから言えますが、4流大学から大手に行くにはかなりの根気が必要です。
有名大学とはスタートラインが後ろなので、なるべく早い段階から準備をしておくようにしてくださいね。