Rustに入門して半年が経ったため、本記事ではRustに入門するために行った勉強方法を紹介していきたいと思います。
(※) 勉強期間としては大体2ヶ月で簡単なAPIを作れるようになりました !
Rustに入門する3つの手順
私の場合、公式から始まりさまざまな書籍と動画を見て回りましたが、以下の進め方が効率的でコスパも良いかと思います。
- 公式または、書籍を一巡する
- YouTubeやUdemyでハンズオン形式で学ぶ
- 自作で何かを作る
公式または、書籍を一巡する
Rustは公式ドキュメントが非常に充実している印象です。
ありがたいことに非公式で公式の日本語訳ドキュメントがありますのでこちらでまずは学習を進めることをお勧めします。(機械的な日本語訳ではなく、ちゃんと人がRvしている日本語訳になっていますので読みやすいです!)
The Rust Programming Language 日本語版

RustはPythonや、Javaといった言語よりも少し低レイヤーな話が多く、久しぶりにバックエンドを学ぶ人にとっては難しさを感じるかもしれません。
Cや、C++に馴染みのない方は、必要に応じて以下のような書籍で概要レベルから学習を進めてみても良さそうです。
上記の書籍は、Rustの基礎から応用まで解説されており、掲載されているサンプルコードを通して実践的な使い方を学ぶことができました。
「細かい話は後にして、まずRustってこんなもんだよ」といったレベルでRustの全体像を知ることのできる一冊です。
また、私の場合RustをWebのバックエンドとして利用することを考えていたため、以下のような書籍もKindleでポチって読みました。
YouTubeやUdemyでハンズオン形式で学ぶ
基礎的な知見がついてきて、Rustのソースコードも抵抗なく読めるようになった段階で、より実践的なアウトプットを作りだすための準備を進めていきました。
ここで参考にしたのYouTubeとUdemyの動画教材です。
残念ながら現時点でYouTubeでは、日本語の有力な入門教材はありませんでした。
そのため、いつもお世話になっているfreeCodeCamp.orgで日本語の翻訳を見ながら学習を進めていきました。
Rust Programming Course for Beginners – Tutorial
私の勤めている会社では、Udemyの受講費が補助される仕組みがあるのでために以下の教材を受講してみたところ大当たりして、こちらの教材で最終的な学習の補填が完了しました。

自作で何かを作る
私の場合、個人開発でエンジニア向けニュースアプリを作っているので、そちらのバックエンドにRustを採用して機能開発を進めました。
Web上の記事をスクレイピングして、アプリに情報を連携するAPIを作成しています。
以前はPythonを採用していたのですが、確かに処理スピードは以前より格段に早くなりました。
ここまでくるとRustでいろいろ作れるようになってきます。今は、本業の仕事先でRustの採用ができないか検討中です。
まとめ
今回は、Rustに入門するために行った勉強方法を紹介しました。
正直、CやC++の経験が乏しかった私にとって最初はかなり躓きましたが、使ってみると非常に面白い言語です。
AWSとの相性が良いこともあって、今後大規模開発向けの言語としてして採用される可能が十分にある言語だと感じました。
是非この機会に挑戦してみてください。