Rust入門

【5分でわかる】Rustのインストールと実行手順 | Rust入門

この記事ではRustのインストールと実行手順を解説します。

木村

Rustのインストールから、初めてのプロジェクトを実行までやってみましょう!

Rustのインストール方法

Rustのインストールは簡単です!以下のコマンドを実行するだけで完了します!

Linux/macOSの場合

Linuxまたは、macOSの場合は、ターミナルで以下のコマンドを実行してください。

$ curl --proto '=https' --tlsv1.2 https://sh.rustup.rs -sSf | sh

Windowsの場合

Windowsの場合は、こちらのページで手順に従ってインストールを行います。

インストールには、Visual Studio 2013以降用のC++ビルドツールも必要になるので事前にVisual Studio 2019用のビルドツールをインストールしておいてください。

動作確認

インストールが正常に完了したか確認するために以下のコマンド実施して、インストールされたRustのバージョンが表示されるか確認しましょう。

$ rustc --version   
rustc 1.66.0 (69f9c33d7 2022-12-12)

Rustのファイルを新規で作成して実行する

Rustのインストールができたので、早速新規ファイルを作成し、「hello world」を出力してみましょう。

新規ファイルの作成方法

今回は、任意のディレクトの配下にmain.rsというファイルを新規で作成します。

任意のエディタで構いませんので、以下の内容を記載した上でmain.rsを保存してください。(※ちなみに拡張子が.rsのファイルがRustのファイルであることを示しています。)

fn main() {
     println!("Hello, world!"); 
}

これでファイルの作成は完了しました。

Rustファイルの実行

最後に以下のコマンドを実行して、結果を出力してみましょう。

$ rustc main.rs
$ ./main Hello, world!
Hello, world!

出力結果が上記のようにHello, world!となれば成功です!

【補足】

*1) rustc main.rs では、コンパイルを行なっています。つまりソースコードを、機械語に変換し、コンピューターがわかるような状態に変換しています。

rustcを使ってコンパイルを行うと、実行をしたディレクトリ内に実行用ファイルが出力されます。

今回であれば、自身が作成したmain.rsの他に,mainというファイルも出力されているはずです。

*2)./mainを実行することでコンパイルによって、出力されたファイルを実行することができます。(windowsの場合は、.\main.exeでも実行可能です。)

Cargoを使ってプロジェクトを新規で作成して実行する

先ほど行ったようなコンパイルコマンドを逐一ファイルごとに実施していくのは非常に大変です。また、コードまたファイルに依存する別のファイルやライブラリの依存関係を考慮して処理を実行します。

Cargoは既に先ほど行ったRustのインストールで入っている状態で、以下のコマンドを実行して確認してみてください。

$ cargo --version
cargo 1.66.0 (d65d197ad 2022-11-15)

プロジェクトを新規で作成する

Cargoを使って新しいプロジェクトを作成します。

以下のコマンドを実行してください。

$ cargo new hello_cargo
Created binary (application) hello_cargo package

するとhello_cargoという名前のフォルダーが生成されます。

このフォルダーの中身を見てみましょう。

中身はこのようになっています。

任意のエディタでCargo.tomlを開いてください。

[package]
 name = "hello_cargo"
 version = "0.1.0"
 edition = "2021"
 See more keys and their definitions at https://doc.rust-lang.org/cargo/reference/manifest.html
 [dependencies]

このようにTOML形式で書かれています。

このファイルが、Cargoを使うための設定ファイルになります。

[package]配下は、まさにCargoがビルドする際に必要となる情報です。

それぞれ

  • name…プロジェクトの名前
  • version…プロジェクトのバージョン
  • edition…Rustのエディション

というような形で設定されています。ここでは特に編集を行う必要はありません。

[dependencies]配下は、追加したいライブラリ(Rustの世界ではクレートと呼ぶ)があればこちらに追記していきます。

次にsrc/main.rsを確認してみます。

fn main() {
    println!("Hello, world!");
}

中には以前も書いたようなコードが書かれていますね。

こちらの内容を今回ビルドしていきます。

プロジェクトをビルドし、実行する

プロジェクトのビルドはcargo buildを行うことで実行できます。

以下のような結果になればビルド成功です。

$ cargo build 
Compiling hello_cargo v0.1.0 (/Users/<ユーザー名>/<任意のディレクトリパス>/hello_cargo)
Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 1.94s

実行するとプロジェクト配下にtargetというディレクトリがあり、実行ファイルが生成されているはずので実行してみます。

$ ./target/debug/hello_cargo
Hello, world!

これで実行成功です!

また、ビルドと実行を一緒にやりたい場合はcargo runを実行してみてください。

$ cargo run 
Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 0.03s
Running target/debug/hello_cargo
Hello, world!

また、ファイルのコンパイルだけをしたい場合はcargo checkを使用してください。

まとめ

今回は、Rustのインストールと実行手順について解説しました。

いかがでしたか?

Rustはとても手軽に導入できますので、是非この機会に挑戦してみてください。

木村

最後まで読んでいただきありがとうございました!