ども、都内でエンジニアをしているきむらです。このブログを運営して約2年弱経ち、収益が月5万円を超えました!
このページでは、「技術ブログで月5万円を稼ぐ方法」を紹介します
2021年の5月に700円ほどのブログの収益が発生して以来、現在2023年1月まで順調に収益を伸ばし、今では副業収入の壁と言われる収益月5万円を超えています
またブログで得た収益は自身の個人開発に投資をしており、iOSのアプリランキングでは「開発ツール」のカテゴリーで最高5位にまで到達することができました。(DL数はデイリーで30DLぐらい)
こちらの開発の経緯をZennやQiitaの記事に掲載したところこちらも多くの方に読んでいただきどちらもデイリートレンドとして取り上げていただけました
【技術ブログで収益を得たい方】に向けて【戦略や仕組み】、そして【具体的なブログの構築方法】を丁寧に解説していきます
技術ブログで稼ぐ“コツ”を全て無料公開します!
「これからエンジニアを目指す方」「初めてブログを始める方」「副業をこれから始める方」もこちらのページを見ていただければ月5万が達成できるような内容になっています
以下のような基礎的な内容も取り扱いますので、ぜひ挑戦してみてください
取り扱う基礎内容
- ブログの作り方
- ブログ収益化の方法(アフィリエイトの仕組み)
- ブログタイトルの決め方
- 取り扱うブログテーマの決め方
- 記事の書き方
「学びながら稼ぐことができる、そして稼いだお金でさらなる学びを手に入れられる」
これが今回ご紹介するテーマの最大のコンセプトになっています。
【STEP 0】技術ブログで稼ぐとは?
最初に技術ブログで稼ぐことの概要について説明します
技術ブログとは?
技術ブログとは、エンジニアが学んだこと・経験したことを発信するブログ形態のことです
技術ブログって稼げるの? → 稼げました
そもそも技術ブログって稼げるのでしょうか?結論としては「稼げました」
技術ブログって儲からないと言われたりもしますが、確かに一つのブログで月に何百万と儲けられるような時代ではありません
しかし、月5万ほどであれば十分に達成可能です。
技術ブログで稼ぐための黄金ループ
本題である技術ブログで稼ぐための流れについて説明します。
私たちは「何かの技術」を習得する際に必ず何かの教材・またはツール(PC端末など)を使用します。
基本的には使った教材やツールをアフィリエイトすることによって収益を得ることになります。
そして、得た収益を次のスキル獲得のために教材や、ツールへの投資を行うような流れになります。
この黄金のループが生まれると、あなたは常に学びつつ収益を獲得し、さらなる最新の技術のトレンドを学ぶことが可能になります。
私の場合は、ある特定のプログラミング言語の仕様を学び切ったら、次にサービス提供者として個人開発プロダクトを制作することにしました
現在はその活動に収益を投資しているような状況です
そして、プロダクト制作によって得た学びを再度記事にすることによって新たな収益を生んでいます
学び続けることができる黄金ループを構築しましょう!
技術ブログをやることのメリット
技術ブログでお金を稼ぐことだけがメリットになるわけではありません
お金を稼ぐ以上に重要なものが手に入ります
例えば
- 知見の言語化による開発スキルの向上
- 転職において知識の証明になる
- 普通のサラーリーマンにはないマーケティングスキルの獲得
です
【STEP 1】ブログを作る
ここから具体的にブログを作っていき、最終的には収益化していく方法まで解説していきます
ブログはWordPressで構築しましょう!
今回はあくまで稼ぐためのブログなので、「Qiita」や「Zenn」、「note」などの記事投稿サービス、または、「はてなブログ」といったブログサービスは利用しません。
上記サービスはアフィリエイト行為が禁止されていたり、SEOがサービスに依存するためです
なので自身でレンタルサーバーを借りて、WordPress(ワードプレス)を使ってブログを構築しましょう
「レンタルサーバー」と聞くと何だか敷居が高く感じる方もいるようですが、安心してください、めちゃめちゃ簡単です
ブログを構築してみましょう!
まずブログを構築するためにはレンタルサーバーを借りる必要があります
- レンタルサーバーを借りる -> レンタルサーバー会社と契約
- ドメイン(URL)を取得する -> ドメインの会社と契約
- ブログの設定をする
「レンタルサーバー」と検索するとたくさんの会社が出てきて結局どの会社を選べば良いかわからなくなりますよね?
「ドメイン」を取るならお名前.comという会社が有名ですが、レンタルサーバーとドメインの紐付けをする設定が結構面倒です
そこで私はブログ界でも人気の「ロリポップ」をおすすめします
- レンタルサーバーを借りる -> ロリポップと契約
- ドメイン(URL)を取得する -> ロリポップと契約
- ブログの設定をする -> ロリポップならボタン押せばで完了
ロリポップなら上記①〜③全て対応できますし、設定もかなり簡単です
料金も安く、ハイスピードの月額550円〜がおすすめです
このプランでブログを構築すると
- WordPressの構築をボタン一つで自動でやってくれる!
- ドメインが無料でもらえる!
- SSLなどのセキュリティ対策もボタン一つで自動設定してくれる!
という感じでユーザーはやることはかなり最小限に抑えられます
慣れれば20分ほどでブログが構築できます
そして何より安い!!(ドメイン無料なのはかなりでかいですよね…)
ちなみにこのkimuralog.comもロリポップで構築していますし、私が個人で請け負ったWeb制作でもロリポップを使用しました
ロリポップでのブログ構築手順については▼の記事が参考になりました。
【STEP 2】学ぶ
記事を書くためにはネタ必要です。ネタは学習したものをベースに作っていきます。
そこで記事を書くことを前提として学び方について紹介していきたいと思います。
学びを簡単に言語化しておきましょう
「どんな目的で、どのような内容を学んだのか」これをメモしながら学ぶことをおすすめします
最終的にあなたの学びは、ブログの記事としてアウトプットする必要がありますので一つのカテゴリーを学んだらそのたびに自分の言葉で言語化してしてみましょう
うまく言語化できない部分があれば、それは「学びが浅かった」ことになります
再度教材を見直すか、自分のアイディアでソースコードをデバックするなどして不明点を解消してみましょう
きっとあなたのつまずいた不明点は他の人にとっての不明点になっています
結果的にそれが読者にとっての価値につながりますので、この学びのステップを怠らないようにしてください
私の場合、書籍よりもUdemyを使って学習することが多かったです。
【STEP 3】ブログで記事を書く(収益を生む仕掛け)
学習できたら記事を書きます。
記事を書く際にはいくつか“コツ”が必要になるので、一つずつご紹介していきます。
記事を書く際は以下の点を意識して書いてください
- 取り扱うテーマは日本語資料が少ないものを取り扱う
- 入門者に向けた記事を書く
- 一つのテーマに対し最低でも30記事は書く
- 記事のタイトルはSEOを意識して設定する
- 集客記事とマネタイズ記事を分ける
- 記事のタイトルに注目を引くキーワードを入れる
- 記事の文量をたくさん書く必要はない
多くの技術ブログの方々がここで失敗しています
この記事を書くフェーズが収益化を生む全てのギミックを持っていると思ってもらっていいので、十分よく読んでいただけたらと思います
1. 取り扱うテーマは日本語資料が少ないものを取り扱う
ブログが扱うテーマは日本語の資料が少ないものを扱う方が良いです。
例えば「Python」関連の記事は検索するとたくさんの日本語記事が出てくるかと思います。
日本には既にJavaユーザーがたくさんいて、日本語の情報は十分にあるということです。つまり競合となるブロガーがたくさんいます。
次に「Rust」関連の記事を検索すると2023年2月時点では、Pythonと比べて日本語記事はかなり少ないように思います。
つまりRustまだまだ日本人ユーザーが参加しておらず、参入障壁が低い技術であることがわかります。
このような状況はQiitaやZennのサービスでも確認できます。
たとえばZennの人気トピックの中からPythonとRustの記事数を見比べるとその差は明らかです。
上記は一例ですが、参入の余地のある技術を見つけてテーマを絞ることがお勧めです。
業務で扱っているテーマを取り上げたい人はどうすればいいの?
その場合は、トレンド要素を絡めてはいかがでしょうか?
例えば、近年トピックに上がるキーワードとしては「メタバース・AI・Web3」といったものがあります
こちらの要素技術に分解してみると以下のようなキーワード候補が並ぶかと思います。
メタバース…VR/ARなど
AI…機械学習/自然言語処理/画像処理/時系列推薦処理など
Web3…ブロックチェーンなど
もしあなたがPythonを使用して業務をしているのであれば「Python×ブロックチェーン、Python×機械学習」といったテーマで記事を書くと良いかと思います
またインフラ業務をしているような方であれば、近年ではクラウドベースでの業務が普及しているのでAWSやGCP、Azureなどのサービスを活用して上記のようなトレンド技術の検証を行うなどがテーマとしては良さそうです
2. 入門者に向けた記事を書く
もし稼ぐことをベースに技術ブログをやりたいのであれば、まずは入門者に向けた記事を公開してアクセスを集めると良いです
理由は簡単で「上級者より入門者の方が人口が多いため」です
そのため、最初はできる限り入門者向けの記事を作成してアクセスを集めてブログのSEO評価を上げることをおすすめします
3. 一つのテーマに対し最低でも30記事は書く
これはあくまで私の経験の中で気づいたことですが、一つの記事がいきなり爆発的にアクセスを集めることはありませんでした
大体1つのテーマに対して30記事を書き切ったタイミングでいずれかの記事にアクセスが集まり、相対的に他の記事もアクセスが集まるような状態が多かったです
例えば私のブログの場合、最初は「Flutter」をテーマに30記事ほど用意しました
結果的にFlutterの検索キーワードでサイトに訪れていただける人が徐々に増えていきました。
4. 記事のタイトルはSEOを意識して設定する
記事のタイトルや内容は、ラッコキーワードとGoogle キーワードプランナーを使用してキーワード選定してから作成しましょう。
ラッコキーワードでサジェストキーワードを抽出する
ラッコキーワードを使えば、インターネットでよく検索される関連キーワードを簡単に抽出してくれます。
今回は例として「Python」関連の記事を作成するとします。
1.ラッコキーワードにアクセスして「Python」というキーワードで検索します。
2. サジェストキーワードが表示されたら、「全キーワードコピー(重複除去)」のボタンを押下してください(※コピーした内容は次のステップのGoogle キーワードプランナーで使用します)
Google キーワードプランナーで検索ボリュームを確認する
Google キーワードプランナーを使えばキーワードが月間でどのくらい検索されているのかを調査することができます
1.Google キーワードプランナーにアクセスします
2.上部メニューから「ツールと設定 =>キーワードプランナー」を選択します
3.「検索のボリュームと予測のデータを検索する」を選択します
4.「検索のボリュームと予測データを確認する」にラッコキーワードで抽出したサジェストキーワードを挿入して、検索を実行します
5.「月間平均検索ボリューム」を押下して、検索ボリュームの多い順に変更します。
6.抽出されたキーワードの中から以下の条件に該当するキーワードを選びます
- 検索ボリュームが小さいもの(最初は検索ボリュームが10~100のものを狙う)
- 検索意図が明確である
- 入門者向けのキーワードである
いきなり検索ボリュームの大きいキーワードは既に競合が多くいる可能性があるので検索ボリュームの小さいキーワードを狙います
そして、狙ったキーワードで一度検索をかけてみてください。そして検索結果を見て、明確に検索者の意図やニーズを把握できるか確認します。
最後に狙ったキーワードが入門者向けに需要のあるキーワードであるかを確認しましょう。
これらの条件に当てはまるようであれば、取り扱うテーマとしては競合のいない可能性も高く、ブログを始めて序盤のアクセス数を安定的に取ることができます。
そしてこれらのキーワードが含まれる記事のタイトルや内容にしていきます。
例えば以下のようなキーワードプランナーの結果があったとします。
「python 入門 mac」というキーワードであれば「おそらく検索者はMacを使ってPythonを始めたい」という検索意図が読み取れます。
そこでタイトルは「【入門者向け】MacでPythonを始める手順」などとして記事の内容もタイトルに沿った内容で構成していくと良いでしょう。
5. 集客記事とマネタイズ記事を分ける
SEOを意識した記事はあくまで集客のために作成します。
せっかくアクセスを集めても、収益に繋がらなければ稼ぐことができないません。
そこで集客目的の記事なのか、収益目的の記事なのかを明確にして記事を書きます。
集客目的の記事の内容と収益目的の記事はどのように分ければ良い?
集客記事としては、「一つの技術要素についての解説記事」または「バグの解消方法」について取り扱うとよいでしょう。
例えば、私のブログの場合以下のような記事が集客用の記事になります。
上記のページの下部には、収益記事につながるリンクを用意しています。
そして収益記事では自身が学習の際に使用した教材のリンクを貼っておきましょう
最終的に読者も同じ教材で勉強したいということで購入したら、収益化が成功となるわけです
収益目的の記事はこちらを参考にしてみてください。
このようにして、30記事分の集客記事全てに収益記事のリンクを貼り付けるといいでしょう。
6. 記事のタイトルに注目を引くキーワードを入れる
記事のタイトルにはもう一つ工夫が必要です
記事のタイトルには読者の注目を引くキーワードを入れましょう
これが他の記事との大きな差別化要素になります
「タイトル一つで差別化?そんな単純な話なの?」と思うかもしれませんが、非常に大事なことです。
例えばあなたは「pythonでif文を一行で書きたい」と思ったため、Googleの検索することにしました。
グーグルの検索結果は以下のようになります。
上から二つ目が私のブログ記事になります。
私の知る限り人というのはせっかちです。できるだけ早く情報を取得したいニーズがあります。
なのでタイトルの先頭には必ず【5分でわかる】というキーワードを入れて訴求しています。
すぐにわかるというメリットを読者に伝えることができればこれは差別化に大きく寄与します。
ちなみに【5分でわかる】というキーワード以外にも以下のようなキーワードも有効かと思いますので是非活用してみてください。
7. 記事の文量をたくさん書く必要はない
これは技術ブログだからこそ言えることかもしれませんが、記事の文量を必ずしもたくさん書く必要はありません
また、記事の内容について差別化を考える必要もありません
なぜかというと入門レベルの記事であれば、他のブログ記事で説明している内容とあまり大差がないからです
唯一異なるのは、説明の文章であったり、サンプルのソースコードであったり、場合によっては動画コンテンツを貼り付けているかどうかです
根本的な内容は、ほとんど一緒になると思います(根本的に伝えたいことは変わらない)
なので文字数を稼ぐためにわざと冗長的な文章を書いたり、入門者が理解できないような情報を追加で付与する必要は一切ありません
このことからも差別化の要素は、ユーザが一番最初に目にする記事のタイトルであることがよくわかるかと思います
なので「6. 記事のタイトルに注目を引くキーワードを入れる」で行った作業が非常に重要であることをあらためて認識できたかとおもいます
技術ブログを楽しみましょう!
以上が私が技術ブログで月収5万を稼ぐためにやったことの全てです!
かかった経費としては、勉強するための書籍や動画教材、レンタルサーバーのみです
その他SEOのキーワードツールなどはほとんど無料のもので済ませています
比較的安いコストと、低いリスクで実現できます
そして何より技術ブログを通して、自身の開発スキルを向上させることができますので是非調整してみてください!
本記事でご紹介した手法について質問のある方はTwitterにて気軽にご連絡ください!(DMは基本スルーしているので、適当な呟きにリプライください!)
最後まで読んでいただきありがとうございました!