Pythonとは?
Pythonはプログラミング言語の一つです。HTML、CSS、JavaScriptと同じように主にソフトウェア開発で使用します。
Pythonはバックエンドや、ソフトウェア開発だけでなく、データサイエンスや機械学習といった分野でも活用されるようになった注目のプログラミング言語です。
Pythonでできること
どのような場面でPythonが使用されるのかもう少し具体的に解説していきます。
1.Webサイト / Webアプリ開発
Pythonはプログラミング言語の中でも非常にシンプルで使いやすい言語です。
理由は、Pythonは”読みやすさ”を重視して開発されているため、ソースコードを追加したり、変更したり、削除するための時間を削減してくれるからです。
具体的に言うと、Pythonには非常に強力なライブラリやフレームワークがすでに用意されています。
そのため、PythonはYouYubeや、Dropbox、Redditなど非常に有名なサービスでも利用されています。
2. データサイエンス
Pythonは演算の能力に長けたプログラミング言語です。そのため、科学的な研究の計算に活用されることがあります。
また演算だけでなく、データの可視化も行うことができ大量の情報からデータの傾向を読み解くことも可能になります。
例えばデータサイエンスのために利用するライブラリとして以下のようなものが存在します。
データの管理、操作、及びその他処理をするためのライブラリ
Apache Spark,Pandas,Dask
演算
Scipy,Numpy
データの可視化
Apache Superset,Matplotlib,Plotly,Seaborn
上記の他にもデータサイエンスに役立つライブラリはたくさん存在します。
3. 機械学習
先述したとおり、Pythonは非常に優秀な演算機能を持っています。そのため、機械学習を行うためのライブラリも非常に豊富です。
そのため、Pythonは利用すればAIによる音声認識や、画像認識、自然言語処理なども実装することが可能です。
Pythonを利用した機械学習のライブラリやフレームワークとして”scikit-learn”や”TensorFlow”が有名です。
4. スタートアップ企業での使用
Pythonは海外のスタートアップ企業でも非常に人気の言語です。その理由は、学習コストが低く簡単に使え、スケーラビリティ(拡張性)に富んだ言語だからです。
スタートアップ企業がリリースしたプロダクトはある日突然、爆発的なアクセスを記録する可能性があります。Pythonには高い演算能力があるのと、必要となれば追加機能の実装も学習コストの低いPythonならすぐに開発ができてしまいます。
そういったメリットから駆け出しのサービス開発に適した言語であるといえます。
5. フィンテック / 金融業界
Pythonはフィンテックや金融業界でも非常に人気の言語です。
今後金融業界で書かれている古いコードは全てPythonやGo言語などで書き直される可能性があります。(すでに海外ではソースコードの置き換えが始まっている。)
Pythonの勉強方法
以下の記事にてPythonの勉強法についてまとめています。