この記事ではPythonにおける「コメントの書き方」「標準出力」「変数」についてご紹介していきます。
コメント
コメントを書くことによってコンピュータに特定の場所に書かれた文字は無視をするようにします。コメントには、「どのような機能を持つソースなのか?」が主に描かれますが、厳密なルールはなく自由です。ゆえにコメントに頼りすぎて、ソースコードを読みにくしてしまう原因となったりします。
コメントは「#」によって実装できます。
# ここはコメント
value = "Hello World"
標準出力
標準出力によって実行結果を確認するシーンがたくさんあります。「print()」を使用することで実行結果を確認することが可能です。
print("Hello World")
変数
変数とは、データを入れておく箱になります。そしてそれらの箱はいくつか種類(型)が存在します。
まずは変数について説明する前に変数の種類の一つであるStringについて軽く触れていきたいと思います。
String
プログラムの世界では任意の連続した文字の並びを”文字列”と呼びます。
この文字列をサポートしている変数の型がStringになります。
標準出力の例にある「Hello World」も文字列になります。
そしてこれら文字列を「”」や「’」で囲むことでString型としてデータを出力することが可能になります。
print("My name")
print('My name')
変数
データをどこかに一時的に保持したいタイミングが必ずあります。
これを実現するのが「変数」と呼ばれる仕組みです。
変数名を定義して、代入したい値を「=」で設定することが可能です。
name = "Tanaka Tarou"
print(name)
上記例では変数名「name」に値「Tanaka Tarou」を設定しています。
そしてprint文でnameで設定した値を出力しています。
つまり上記の実行結果は「Tanaka Tarou」になります。
では、次の例の場合どうなるでしょうか。
name = "Tanaka Tarou"
name = "Satou Kou"
print(name)
上記の場合変数名nameの値が上書きされ、「Satou Kou」という出力になります。
数値
ここまで主に”文字列”に関する処理方法を説明してきました。では、変数として数値を取り扱いたい場合どうすればいいのでしょうか。
下記に簡単な例を示します。
number_int = 2
number_float = 2.1
数値に関しても私たちは特別意識することなく変数を定義することができます。
整数と少数ともに取り扱うことができます。
この時数値はint型、小数点はfloat型という種別で変数に格納されます。