GCP入門

Google Cloud 認定資格の種類と難易度 | GCP

この記事では、GCP(Google Cloud Platform)の認定資格の種類と難易度について解説します。

昨今、クラウド環境をベースとしたプロダクト開発がスタンダードになってきており、IT人材の転職市場でもGCPやAWSといったクラウドサービスが扱える人材は非常に市場価値が高くなっている傾向にあります。

これからGCPの認定資格に合格して自身の市場価値をさらに高めていきたい方は是非参考ください。

【筆者のスペック】

  • Professional Cloud Architectに合格済み
  • GCPを本業で利用して3年目
  • GCPを個人開発で利用して5年目

Google Cloud 認定資格の種類

Google Cloud 認定資格は全部で11種類あります(2022年4月時点)

カテゴリーはFoundationalAssociateProfessionalLooker certifications4種類です。

自身の現時点での習熟度と習得したいレベルを確認しながら適切な試験を受験しましょう。

カテゴリ資格名称
FoundationalCloud Digital Leader
AssociateAssociate Cloud Engineer
ProfessionalProfessional Cloud Architect
ProfessionalProfessional Cloud Developer
ProfessionalProfessional Cloud DevOps Engineer
ProfessionalProfessional Cloud Security Engineer
ProfessionalProfessional Cloud Network Engineer
ProfessionalProfessional Collaboration Engineer
ProfessionalProfessional Machine Learning Engineer

次に各試験の概要と難易度について詳しく解説していきます。

Google Cloud 認定資格の概要と難易度

Cloud Digital Leader

概要

Cloud Digital Leaderは、Google Cloud初級者におすすめの資格です。

試験内容は主にサービス概要について答えるような出題傾向になっており、上級の試験で出題されるユースケースに応じた複数のサービスを組み合わせた問題や、実装に関する問題は出題されません。

どちらかというともっとビジネスサイドで、サービスの概要レベル知識が問われます。

公式ページ ▶︎ Cloud Digital Leader

難易度

難易度はGCP認定資格の中でも「最も易しい」です。

これから営業でGCPなどの知識を活用する方などにおすすめです。

Associate Cloud Engineer

概要

Associate Cloud Engineerは、GCPのサービス概要については網羅的に把握していて、GCPの基礎的な使い方を理解できている方におすすめの試験です。

試験ではユースケースについて具体的なGCPの活用方法について問われます。

しかしながら基本的にはGCPのベストプラクティスと言われるような基本的なクラウド構成が問われる出題傾向になっています。

公式ページ ▶︎ Associate Cloud Engineer

難易度

難易度はGCP認定資格の中でも「易しい」です。

Cloud Digital Leaderと比べると知識と活用方法のどちらも求められますので、ユースケースに応じ柔軟にベストプラクティスを検討する必要があります。

しかしながら基本的な構成のみが問われることもあり、着実に参考書レベルの内容を理解していれば合格できる試験でもあります。

Professional Cloud Architect

概要

Professional Cloud Architectは、さまざまなユースケースに対し、可用性が高く堅牢なGCPのアーキテクチャを検討/構成できることを証明する試験になります。

試験内容は、非常に情報量の多いユースケースに対しベストプラクティスを検討する必要があります。

また、アーキテクトを検討する観点から幅広いGCPサービスの理解を求められます。

公式ページ ▶︎ Professional Cloud Architect

難易度

難易度はGCP認定資格の中でも「難しい」です。

出題傾向が広いのと、選択肢自体を理解するのも最初は難しいです。

勉強時間もそれなりに確保して挑む必要があります。

ちなみに筆者はこの「Professional Cloud Architect」に合格しています。

詳しい勉強方法は以下をご参考ください。

Professional Cloud Developer

概要

Professional Cloud Developerは、アプリケーション開発者向けの認定資格となっています。

そのため、可用性や拡張性、または実行したコードのトレーサビリティーなどアプリケーションを開発すつ上での知識が求められる試験です。

公式ページ ▶︎ Professional Cloud Developer

難易度

難易度はGCP認定資格の中でも「難しい」です。

アプリケーションを普段から開発している人にとっては優しく、アプリケーション開発をやったことがない人にとっては難しいレベルの試験になります。

Professional Cloud DevOps Engineer

概要

Professional Cloud DevOps Engineerは、サービス信頼性の維持や適切なCICDによる開発効率化を実現できることを証明する資格です。

そのため、サービスパフォーマンスの分析や、CICDパイプラインのベストプラクティス、インシデント管理方法などが出題傾向として挙がっています。

難易度

難易度はGCP認定資格の中でも「難しい」です。

インフラや、SREのロールを持つ人の知識が必要とされ内容は非常に専門性が高いです。

Professional Cloud Security Engineer

概要

Professional Cloud Security Engineerは、GCP上でセキュリティの高い、堅牢なシステム構築ができることを証明する資格です。

主に、権限管理や、コンプライアンスの検討、重要情報の保護方法などが出題傾向となっています。

クラウドのセキュリティについては今後も非常に需要の高くなる分野になりますのでおすすめの試験です。

公式ページ ▶︎ Professional Cloud Security Engineer

難易度

難易度はGCP認定資格の中でも「難しい」です。

セキュリティ周りの試験はユースケースをしっかりと捉えられないとなかなか正解に辿り着くことができません。特に権限周りの話は複雑なので難しい印象です。

Professional Cloud Network Engineer

概要

Professional Cloud Network Engineerは、GCPサービスを活用してネットワーク構成を構成できることを証明する資格です。

主に、プライベートなネットワーク構成や、オンプレとの情報連携、また冗長化に関わるユースケースの問題など問題は多岐に渡ります。

公式ページ ▶︎ Professional Cloud Network Engineer

難易度

難易度はGCP認定資格の中でも「難しい」です。

ネットワークに関する基礎知識がないと、試験に合格することは難しいでしょう。

そのため、高度情報資格である「ネットワークスペシャリスト」といった資格などがあると有利かと思います。

Professional Collaboration Engineer

概要

Professional Collaboration Engineer は、Google Workspaceや、その他Googleのツールサービスを、既存のビジネスに対し検討/導入できることを証明する試験です。

そのため、インフラやアーキテクチャというよりも既にビジネス向けに完成されたGoogleの業務ツールを、特定のユースケースに対し適切に導入できるかが問われる試験傾向となっています。

公式ページ ▶︎ Professional Collaboration Engineer

試験難易度

難易度はGCP認定資格の中でも「易しい」です。

試験範囲が非常に限定的であるというのと登場するGCPサービスの概要もそこまで難しくないです。(あくまで他のProfessional系資格と比較してですが…。

Professional Machine Learning Engineer

概要

Professional Machine Learning Engineerは、GCPを活用してデータサイエンス及びデータエンジニアリングができることを証明する資格です。

そのため、特定のユースケースに対しどのようなサービスをデータレイクとして使うのか、どのようなサービスをDWHとして活用するのか。パイプラインはどのようにして構築するのかなどが問われます。

難易度

難易度はGCP認定資格の中でも「難しい」です。

GCPのML系サービスはまだ出たばかりのものもあったりするので、ベストプラクティスの情報がなかなか検索しても出てこない場合もあります。

そのため、他の試験と比べるともう一段階難易度が上がる印象があります。

まとめ

ここまでの内容を以下の表にしてみました。

資格名称難易度
Cloud Digital Leader非常に易しい
Associate Cloud Engineer易しい
Professional Cloud Architect難しい
Professional Cloud Developer難しい
Professional Cloud DevOps Engineer非常に難しい
Professional Cloud Security Engineer非常に難しい
Professional Cloud Network Engineer非常に難しい
Professional Collaboration Engineer易しい
Professional Machine Learning Engineer非常に難しい

まずは簡単なところから挑戦してGCPの知識を習得してみてください!