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TypeScript

【5分でわかる】空文字・null・ undefinedの判定 | TypeScript入門

この記事ではTypeScriptにおける空文字・null・ undefinedの判定方法をご紹介します。

空文字・null・ undefinedの判定方法

TypeScriptにおける空文字・null・ undefinedの判定方法をご紹介します!

空文字とは?

String型で定義された変数で何も文字列が入っていない状態のことを言います。

具体的には以下のような状態です。

const test: String= "";
console.log(test);

空文字の判定方法

空文字の判定方法としては、複数の方法があります。

一番簡単なのは、空文字であること自体、TypeScriptでは自動判定されます。

例えばstringで定義された変数testが空文字であれば、falseを返します。

その特性を利用して以下のように記載します。

if (!test) {
  // do something
}

上記の場合、nullと空文字の両方を判定に含めてしまいます。

そのため、空文字のみを正確に判定したい場合は、===演算子を使って判定すると良いでしょう

if (test === ""){
  // do something
}

nullundefinedとは?

nullundefinedは「値がないこと」を表しますが、その性質には少し違いがあります。

null: データを入れるための候補が存在しない時に、プログラマーが意図的に入れる

undefined: そもそも何もデータが入っていない

つまりnullは以下のように明示的にnullの代入を定義しない限り発生しません。

let test = null;

これがnullundefinedの性質であり、決定的な違いです。

nullundefinedの判定方法

nullundefinedは==を使って、判定をすることが可能です。

console.log(undefined == undefined); // true
console.log(null == undefined); // true

しかし上記の場合、nullもundefinedと判定されていることに注意してください

undefinedを判定項目に加えず、nullかどうかのみを判定したい場合は前述の通り、===演算子を使って判定する必要があります。

if (test === null){
  // do something
}

まとめ

今回はTypeScriptにおける空文字・null・ undefinedの判定方法を紹介しました。

ぜひこの機会に習得してみてください。

きむら

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました♪