この記事ではPythonで条件分岐を実装するための方法を解説していきます。
目次
Booleanについて
私たちは日々の生活の中で頻繁にYesかNoかを求められます。それはプログラミングの世界でも同じことです。
このYesかNoをどのように表現しているかというと。
Yesの場合、「True」と表現し、Noの場合は「False」と表現します。
そしてこのような表現ができる変数の方をBoolean型と呼んでいます。
object_true = True
object_false = False
print(object_true)
print(object_false)
True
False
比較演算子
値が同じであるか(==)
==を使用することで実装できます。
1 == 1
True
値が異なるか(!=)
!=を使用することで実装できます。
1 != 3
True
AはBより大きいか ( A > B )
>を利用することで実装可能です。
10 > 1
True
AはBより小さいか ( A < B )
<を利用することで実装可能です。
10 < 1
False
AはB以上か ( A >= B )
>=を利用することで実装可能です。
10 >= 11
False
AはB以下か ( A <= B )
>を利用することで実装可能です。
10 <= 11
True
論理演算子
上記比較演算子を複数利用した条件分岐を作りたい場合には、論理演算子を使いましょう。
and (AかつBである時)
二つの条件はどちらも満たされた場合,trueになります。
(1 + 1 == 2) and (1 + 2 == 3)
true
or (AまたはBである時)
二つの条件のうち、一つでも満たしていた場合trueになります。
(1 + 1 == 2) or (1 + 2 == 4)
true
not (Aでない時)
条件を満たしていなかった場合、trueになります。
not 1 == 1
true
条件分岐(IF文)
IF文( if 条件式 : 処理内容 )を使用することで条件分岐を実装することができます。
「もし1+1の答えが2であれば、”正解”を出力する条件分岐」の例を以下に示します。
if 2 == 1 + 1:
print("正解")
また論理演算子を利用した以下のような記述も可能です。
test = 10
result = 22
if test >= 20 and result >= 50:
print("success!!")
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