現在未経験からAI・機械学習エンジニアとして仕事をしています。
今回は、AI・機械学習エンジニアへ就職・転職する際に有利となる資格についてお話していきたいと思います。
【 記事の対象者 】
- 初めてIT企業への就職に挑戦する方
- すでにIT企業に勤められていて、機械学習エンジニアにトライする方
AI・機械学習エンジニアに資格は必要なのか?
まず、資格はなくてもあなたに、AI・機械学習エンジニアとしての素質を感じさせるような業務実績や、ポートフォリオがあればAI・機械学習エンジニアになることは可能です。
現に僕は、AWSの業務経験と、Kaggleの参加実績を見せてAI・機械学習エンジニアになることができました。
しかし、やはり実績だけでは信用してくれない人がいることもあります。
基礎的な体系的な知識も備わっているかを具体的に示すことは就職・転職をする上で非常に有利に働きます。
まぁ持っていてもデメリットがなく、かつ就職・転職の可能性が高まるため資格の取得について否定的ではなく、むしろ時間とお金が許すのであればとっても良いと思っています。
AI・機械学習エンジニアを目指す方にオススメの資格
結論から言いますは僕は以下の資格をオススメします。
- 応用情報処理技術者
- AWSソリューションアーキテクト プロフェッショナル(アソシエイトでも可)
- Professional Cloud Architect
※❷と❸はどちらか一方でも大丈夫です!
意外かもしれませんが、G検定、E資格などは私はオススメしません。
まだ企業の認知度が低く、海外に行ったら役に立ちません。
現時点では受験されるメリットが非常に低いかと思っています。
応用情報処理技術者(※IT業界未経験者のみ推奨)
IT全般の知識を問う試験です。こちらIT未経験者の方には大変難しい試験かもしれません。
ただこのくらいの資格がないと、他の業界から来た人を信用して、IT企業も受け入れてくれないかと思っています。(特に中途で入社される方は、こちらの資格は絶対とった方が有利です。)
勉強にオススメの教材
AWSソリューションアーキテクト プロフェッショナル(アソシエイトでも可)
現在AI・機械学習エンジニアの業務としてクラウドプラットフォームを活用して作業することが大変多いです。
そういった際に、どのようなアーキテクト構成にするべきか、いわゆるベストプラクティスを検討することがあるのでこちらの資格を持っておくと良いです。
理想はプロフェッショナルまで持ってると良いですが、結構難易度高いのでアソシエイトでも良いかと思います。
「AWSの一定の理解を持っていること」が伝われば良いので。
勉強にオススメの教材
Professional Cloud Architect
こちらはGoogleのベンダー資格になります。
AWSソリューションアーキテクトのGCP版です。
個人的にはAWSよりも今後はGCPの方が使われるのではないかと思っており、こちらの受験をオススメしています。
ただ難点としては、日本語の対策本などがないので、UdemyやCourseraで英語の教材を利用することになる点ですね。
勉強にオススメの教材
まとめ
「エンジニアにとって資格は不要」と言う意見もあるかと思いますが、僕も同意する一方であることに越したことはない、知識も尽くしデメリットはないと思っていますので、もしこれから転職・就職を目指す方がいらっしゃいましたらご参考ください。