4流大学から大手IT企業に入社、その後未経験からAI・機械学習エンジニアという形で働いています。
今回は「 【就活】IT企業で評価される人の特徴」について解説します。
ちなみに今回は、どのような技術スキルを持っているのかではなく。
ビジネススキルに特化した内容でご紹介していきます。
- これからIT企業で働く方
- IT企業を目指している就活生
IT企業で評価される人の5つの特徴
- できないことをできないと言える、そしてどうしたらできるのかを言える
- 依頼の背景を確認し、本質的な改善案を提言できる
- 問題が発生したらすぐに報告できる、かつ事象と推測を分けて報告している
- 何事もスケジューリングができる
- 解決する課題を生で確認する
では一つずつ解説していきます。
1. できないことをできないと言える、そしてどうしたらできるのかを言える
何か人から依頼された時、自身の仕事がいっぱいなのに、その依頼者に信頼してもらいたくて無理して「やりますよ!」と言ってしまう人は評価されません。
残業すればなんとか凌げるかもしれませんが、このご時世で残業は評価対象になりません。
「できないものはできないと言える」これが簡単ですが評価されます。
かつ、「どうしたらできるのか?人を追加すれば良いのか?依頼の量を減らせば良いのか?」など
「なぜ受けることができなくて、どうしたらできるのか」を明確に言えるとより評価されます。
依頼者も頼んだ依頼は絶対に終わらせたいので、「根性でやります!」っと言ったような不確実な受け方をされると不安になりますし、それで納期が遅れたらあなたをずっと信用しないでしょう。
そのため、「できないものはできない、こうしたらできる」と言えるよう癖を付けると良いですね。
2. 依頼の背景を確認し、本質的な改善案を提言できる
依頼に対してどのような背景で依頼されたのか、今回対応する打ち手が本当に依頼背景からして適切なのかを分析し、必要に応じて改善案を提言できる人です。
依頼がきたものをただ無関心に対応しても何も評価されません。
依頼者からしたら、依頼されたものが要望通りに出来上がることは当たり前なんです。
なので評価が上がるということはなく、
「とりあえずやってくれるあいつ」という雑務が増えてきそうなレッテルが貼られるだけです。
依頼背景をしっかりとヒアリングして課題点を明確にした上で作業をすると、依頼者としては必ず課題を解消してくれると思い安心して業務を任せてくれるでしょう。
3. 問題が発生したらすぐに報告できる、かつ事象と推測を分けて報告している
業務中に何か問題があれば、すぐに報告できる人です。
報告時には事象と推測を分けて説明するとより評価されます。
よく事象なのか、推測なのか分からず、話がごちゃごちゃしてしまう人がいたりします。
「現在、起きていることは〜で、原因は〜と推測しています。現在この仮説が正しいのか調査中です」
問題が起きた時、冷静にこう言った流れで説明できると良いですね。
4. 納期のないタスクのスケジューリングができ、定期的に報告もする人
頼まれた依頼の中には期限が決まっていない課題解決型タスクを依頼されることがあります。
「期限のないタスク」に対してしっかりと計画をたて、定期的に報告できる人は評価されますね。
またスケジュールの中に、計画の見直し日といったイベントを設けると。
「この人はスケジュール変更のリスクも加味して計画をたてている」
という評価をもらえると思います。
5. 解決する課題を生で確認する
よく依頼はメールなどの文章で飛んできますよね。
おそらくそこには依頼背景と解決したい課題が書かれていると思います。
例えば以下のような感じです。
「〇〇部署の〇〇の業務を自動化したい」
これをみて、はいわかりましたといきなり、要件をまとめるドキュメントを作ったりしてはいけません。
可能な限り現場で起きている問題は自分の目でみて確認しましょう。
これをやらないと、想定していた課題が違っていたり、根本的に解決するべきだった課題を見落とす可能性があるからです。
また現場の方ともコミュニケーションもとれ、タスクの解消スピードが上がると言ったメリットもあるので、大変オススメです。
まとめ
今回はビジネススキルに特化してご紹介しました。
何も難しいことではなく基礎的なビジネススキルの話ですね。
ですがこれらができている人って結構いなかったりして、せっかく有能なのにこれらの基本行動ができていないため出世できない人も世の中にはたくさんいます。
少しでも今回のようなビジネス基礎スキルを身に付け、大手企業で内定を獲得できるよう頑張ってください。