今回はエンジニアの「辛い」ことについて書いていく。
「エンジニアで良かった!ハッピー!!」
みたいな記事を駆け出しエンジニア系のブログ等で見かけるが、エンジニアとして7年ほどやってきた身としてはそんなにハッピーなことの連続ではなかった。
その理由のほとんどが自分が未熟だったことに他ならない。
とにかく大変で、ときに精神的にもキツいこともあったのでその辺を赤裸々に書いていく。
エンジニアで辛かったこと① わからないことを聞けなかった
エンジニアとしての一年目は、わからないことが山のようにあり、先輩にエンジニアとして当たり前のこと何度も何度も聞くことになる。
当時はバージョン管理としてSVNを使っていたので、修正したコードの反映方法を何度も聞いたし、反映方法を間違えていろんな人に迷惑をかけていた。
何度も同じことを聞いていると「それ前にも言ったじゃん」的なことを言われる。(しかしそんな現場は決まって設計書がなかったり、適切に更新されなかったりする。)
そしてそんなセリフを吐かれるのが何だか怖くて、聞きたいことが聞けずに作業が進まずひどく落ち込んだりしたものだ。
当然スキルもついてないので、「何がわからないのかも、わからない」といった状況になったりする。
本来であればどこまで分かっていて、何がわからないのか、何が動けば解決するのかを自分あるいは誰かにサポートしてもらいながら立ち上がりたかったが残念なことにそんな環境ではなく、当時自分だけが取り残されるような感じがして辛かったのを覚えている。
エンジニアで辛かったこと② 毎日勉強しなければいけない
ITの領域では、次々と新しい技術が生まれユーザにとって嬉しいこともあれば、セキュリティの脅威となるような悪いことも起こる。
ゆえにエンジニアは日々、最新の情報をキャッチアップして扱えるようにならなければならない。
また、会社によってはサーバーサイド、フロントエンド関係なくいろんなプロジェクトに参画することになるのでその都度新たなプログラミング言語や、技術概念を学ばなければいけないこともある。
つまり、これを英語で例えるならば、英語一つで生きていけるほど甘い世界ではないということだ。
人によっては短期間で第二外国語を覚え、すぐに使えるようにならなければいけない状況が発生する。
安定した収入は獲得できても、日々勉強する習慣をつける必要がある。
エンジニアで辛かったこと③ 夜間のリリース作業と臨戦
何か新しい機能を世に出す場合、普段ユーザーがサービスを利用していないタイミングでリリース作業を行い、何か問題が発生してもユーザー影響を最小限にするために夜間のリリースをおこなう。
そして、そのリリースが問題ないことをリリース後の1日〜7日ほどモニタリングし、少しでも問題があればすぐに修正して対応する作業が発生する。
今となっては慣れたが、最初はリリース作業が非常にストレスだった。
そしてその後の臨戦期間も心身衛生上あまり良いものではない。
自身の作業によって何万人もの人に迷惑をかけるかもしれないと考えると当時は胃が痛くなった。
エンジニアで辛かったこと④ 障害対応
障害対応こそエンジニアの本質が問われる。
ユーザー影響を把握し、根本的な原因を突き止め暫定対応・恒久対応を即時に検討しなければならない。
その緊迫感たるや。。
最初は自分も何かしなければと心だけがばたついて何もできなかった時は大変落ち込んだ。
まとめ
ざっと思いつく限り最初に辛いと思ったことはこんな感じ。
今回はあえて辛いことにフォーカスした。
これからエンジニアを目指そうと思っている方の参考になれば嬉しい。
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