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Python入門

【5分でわかる】appendとextendの違いを解説 | Python入門

ども、木村です。本業ではデータサイエンティスト、副業でアプリ開発をしています。

本記事でappendとextendの違いについて解説をしていきます。

想定読者
  • Pythonでリストの追加をしたいけどappendとextendで迷っている方
  • appendとextendの違いが分からない方

append()とは

既存のリスト配列に対して、リスト配列の末尾に任意の値を追加します。

たとえば以下のようなリスト配列があったとします。

>>> num=["one","two","three"]
>>> num
['one', 'two', 'three']

このリスト配列の末尾に対し文字列「four」を追加したい場合は、以下のように実装します。

>>> num.append('four')
>>> num
['one', 'two', 'three', 'four']

extend()とは

extendは既存のリスト配列に対して、リスト配列を結合します。

つまり既存の配列を拡張するような形になります。

既存のリスト配列に対し、別のリスト配列を結合させ既存のリスト配列を拡張させたい場合、以下のように実装します。

>>> num
['one', 'two', 'three', 'four']
>>> num.extend(['five'])
>>> num
['one', 'two', 'three', 'four', 'five']

まとめ:appendとextendの違い

結論
  • append()は「値」を追加します。
  • extend()は「リスト配列」を追加します。

これがappendとextendの違いになりますので、配列を追加するつもりだったのにappendをしてしまったり、値を追加するつもりだったのにextendを使わないように気をつけてください!

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