ども、木村です。本業ではデータサイエンティスト、副業でアプリ開発をしています。
本記事でappendとextendの違いについて解説をしていきます。
想定読者
- Pythonでリストの追加をしたいけどappendとextendで迷っている方
- appendとextendの違いが分からない方
append()とは
既存のリスト配列に対して、リスト配列の末尾に任意の値を追加します。
たとえば以下のようなリスト配列があったとします。
>>> num=["one","two","three"]
>>> num
['one', 'two', 'three']
このリスト配列の末尾に対し文字列「four」を追加したい場合は、以下のように実装します。
>>> num.append('four')
>>> num
['one', 'two', 'three', 'four']
extend()とは
extendは既存のリスト配列に対して、リスト配列を結合します。
つまり既存の配列を拡張するような形になります。
既存のリスト配列に対し、別のリスト配列を結合させ既存のリスト配列を拡張させたい場合、以下のように実装します。
>>> num
['one', 'two', 'three', 'four']
>>> num.extend(['five'])
>>> num
['one', 'two', 'three', 'four', 'five']
まとめ:appendとextendの違い
結論
- append()は「値」を追加します。
- extend()は「リスト配列」を追加します。
これがappendとextendの違いになりますので、配列を追加するつもりだったのにappendをしてしまったり、値を追加するつもりだったのにextendを使わないように気をつけてください!
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