ども、木村です。本業はデータサイエンティスト、副業でアプリ開発をしています。
本記事は、while, for文でelseを利用する方法を解説します。
想定読者
while, for文でelseを利用したい方
while, for文でelseを利用する方法
基本的な実装方法
while, for文では、elseを利用することが可能です。
具体的にはループ処理全て終わったときに、必ず実行したい処理があればelseを使います。
例えば以下のように配列のループが全て完了した後にprint処理を実行します。
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
for num in numbers:
print(num)
else:
print("finish!!")
実行結果
1
2
3
4
5
finish!!
ポイント
elseの処理はループ処理の最後に実行される
注意点
elseとbreakを組み合わせて使う場合は注意が必要です。
breakを使うことによってループ処理を抜けるためelseの内容は実行されません。
例えば以下のような場合、elseの処理は実行されず処理を終了します。
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
for num in numbers:
print(num)
if num == 2:
print("処理を中断")
break
else:
print("finish!!")
実行結果
1
2
処理を中断
ポイント
breakを使うとelseの処理はスキップされます
まとめ
いかがでしたか?
while, for文でもelseが使えるのはプログラミング言語の中ではとても珍しくPythonのユニークな点なので、ぜひこの機会にループ処理を適切に理解していきましょう。
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