ども木村です。この記事でSwiftにおける空のコレクションを作成する方法について解説します。
本記事のサンプルスクリプトはPlaygroundで実行しながら見ていただくことを推奨しています。Playgroundの導入/使い方についてはこちらを参考ください。
実行環境
本記事の実行環境は以下になっています。
- Xcode Version 12.3
- Playgrounds Version 3.4.1
- macOS Version 11.4
空のコレクションを作成する
今まで値を一箇所に管理する方法としてArray, Set, Dictionarieといった方法を学んできました。
今までは、あらかじめ値を設定した情報で最初の変数宣言を行いましたが、今回は値を設定せず「この箱にはこのデータタイプしか対応しない」といったデータタイプの事前定義の方法をご紹介します。
例えば以下のような実装で空の辞書を定義することができます。
var name = [String: String]()
値を入れたい場合は以下のように設定します。
name["Kimura"] = "Yuta"
そのほかArrayを使った配列の場合は、
var test = [Int]()
Setの場合は以下のようになります。
var test = Set<Int>()
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