本記事ではGCPの認定資格である【Professional Cloud Architect】に合格するために参考となったおすすめの本/書籍についてご紹介します。
これからProfessional Cloud Architectに挑戦される方は是非ご参考ください。
【筆者のスペック】
- Professional Cloud Architectに合格済み
- GCPを本業で利用して3年目
- GCPを個人開発で利用して5年目
Professional Cloud Architectとは?
GCPのサービスを活用して信頼性の高いアーキテクチャを検討できることを証明する認定資格です。
難易度は他のクラウド資格と比較しても比較的難しく、網羅的な基礎知識とユースケースに応じた柔軟な実践知識が必要とされます。
現状、日本の試験対策本が少ないため対策には少々工夫が必要です。
今回はそんな数少ない試験対策本の中でも参考になった書籍を厳選してご紹介します。
GCP Professional Cloud Architectの勉強におすすめの書籍5選
Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド
GCPのサービス群を網羅的に理解したいならこの一冊!!
私自身、当時はGCPの特定のサービスしか利用してこなかったので網羅的に概要を把握する必要がありました。
GCPのサービスは一つ一つを深く理解しようとすると正直いくら時間があっても足りません。
まずは30%ほどの理解で良いので網羅性を持ってGCPのサービスを知る必要があります。
そんな時にこちらの書籍が大変役に立ちました。
『GCPの教科書』シリーズ
GCPのサービスを網羅的に理解できたら今度はより詳細に各サービスの理解を深めていく必要があります。
そんな時におすすめなのが「GCPの教科書」シリーズです。
こちらの書籍は業務でも大変お世話になりました。
基本的な概念から、仕組み、使い方まで非常に丁寧に解説されており、業界内でも非常に評価の高い書籍です。
SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム
こちらの書籍は少々難しいかもしれませんが、一読をお勧めします。
GCP Professional Cloud Architectでは、各ユースケースに対していかに信頼性の高いアーキテクチャが構築できるかが問われる試験です。
そのため、DevOpsなどのインフラ知識が問われる機会も少なくありません。
そこでお勧めなのはSREというGoogleのエンジニアリングチームの考え方を学ぶことです。
SREに馴染みのない方は是非一度読んでみてください。
ユースケース対策について
GCP Professional Cloud Architectでは、特定のユースケースに対してベストプラクティスを問う問題が大半を締めます。
そのため、演習問題をたくさん解いて傾向を掴む必要があります。
残念ながら日本語の書籍でユースケースなどの演習問題を掲載しているような対策本がまだ登場していません。
そのため、演習問題についてはUdemyでやられることをお勧めします。
私は英語の教材をUdemyで購入し、Google翻訳を使って解いていました。
具体的な対策とUdemy教材については以下の記事でご紹介していますので是非ご参考ください。
まとめ
今回は、GCPの認定資格であるProfessional Cloud Architectの勉強におすすめの書籍についてご紹介しました。
Professional Cloud Architectを取得すれば、他のGCP関連の資格を受ける際に前提知識が非常に役に立つので、最初のProfessional系資格としておすすめです。
是非、この機会に受験してみてください。